【免税、大事。】一時帰国のお買い物にはパスポート&レジデンスカードをお忘れなく

tax free 駐在・出張・生活

※非公開にしていた過去の記事23本をこのたび一部更新して再公開しました!よかったら覗いてみてください~。(リンク切れは徐々に直してまいります)

今回はライトなやついきます。在外邦人向けです。

「ちょっと日本へ一時帰国」。そんなフレーズが誰かから出る度、うらやましく(うらめしく)思ってしまうのはなぜでしょう。そろそろゴールデンウイーク、今年はベトナムも4連休になるのでこのタイミングで一時帰国する方はだいぶ多いんじゃないかと思います。

日本に帰ったらまずはうまい飯。そのあとは買い物ですね。ベトナムにいると本当に物欲がなくなります。まじで欲しいものが売ってない…!日本に帰るとついつい往年の中国人観光客ばりに爆買いしてしまいますが、これは海外在住者の運命(さだめ)なのです。

そしてデパートやらアウトレットやらに行っては、いつの間にかうっかり高額商品にも手が伸びている…。久々の日本と目の前の魅力的な商品に目を奪われ正気を失い、ショーウィンドウを鼻息で曇らせもはや商品が見えなくなっているそこのアナタに、本当は誰しもが知っているのになぜか記憶の奥底に沈んでしまいがちな人生の格言をお届けいたします。

「免税を、使え。」

本日の論点は以上となります。免税の活用方法を知っている方はこの先あなたの知っていることしか書いておりませんので、速やかにそっ閉じをお願いいたします。ただ、海外慣れしている人ほど陥りがちなミスを防ぐためにも、注意点だけでも確認されることをオススメいたします。

海外在住者にとっては、日本の商品も免税になる

みなさん、海外旅行に行って買い物をする際には多くの場合免税を意識されると思います。そこらじゅうに「DUTY FREE」とか「TAX FREE」とか書いてありますし、観光客丸出しの姿に店員さんから勝手にお声がかかることもしばしば。

ところが不思議なことに、日本に帰ったときだけはなぜか「DUTY FREE」の文字が目に入らなくなり、店員さんからのありがたいオファーも発されることがなくなります。そのためあなたは自ら記憶を呼び戻し、勇気を持って店員さんに免税を申し出なければなりません。

免税対象者

当ブログは主な読者をベトナムに住んだりベトナムに働いたりしている人たち(とその帰国者)と想定しているため、これを読んでいただいている大体のみなさんは免税範囲だと思います(※記事執筆時の想定。実はコレ書いたの3か月以上前です)が、いちおう確認しておきます。

要するに、海外で働いている人か、2年以上海外にいようとしている人、実際2年以上海外にいる人が6か月未満の一時帰国をする場合にはOKということになります。

① 外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者

② 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者

③ ①及び②に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者

④ ①から③までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者 

観光庁

入国6か月未満というのは知りませんでした。けっこう長いですね。この機に、普段お世話になっているベトナムの身近な人たちへのお土産の準備も忘れずに!

免税対象物品

1回の合計額が5,000円以上、と覚えておけばとりあえずOKです。同じ日の同じ店舗であれば、合算で5,000円以上あれば対応をしてくれます。

飲食物や化粧品などの消耗品はいちおう50万円以下という制限がありますので、スーパーセレブの方はご注意ください。当然、国内で消費してはいけないので食いしん坊の方はご注意ください。また、ビジネス目的や転売目的であることが明らかな場合は対象外となりますので、転売ヤー顔の方は怪しまれないようご注意ください。

時計など高級品を買ったときの破壊力は抜群。いまいまは円安なので輸入モノはそこまでおトクじゃないかもですが

注意点:パスポート原本と、入国スタンプが必要。レジデンスカードもお忘れなく

免税店は帰国印、滞在期間、海外在住の確認が取れてはじめて免税手続きをしてくれます。パスポートは原本でなければダメです。スマホで撮った画像やコピーなどでは免税は受けられません。加えて、帰国印(入国スタンプ)が必要です。

海外慣れしている人だとイミグレの自動化ゲートを利用している人も多いかと思いますが、その際でも免税を受けるならば帰国印はもらっておいてください。また、海外在住を示すため、ベトナム在住の場合はレジデンスカードを提示することになるので合わせてご用意ください。出国のときも手続きが必要になることがありますが、詳しくは都度店員さんにきいていただくとよいです。

当然免税登録をした店でないと免税は受けられませんし、一時帰国者の免税はあまりケースとして多くないのか店員さんのオペレーションや対応もまちまちだったりします。思った以上に処理に時間がかかることも考えられ、時間にじゅうぶん余裕を持って臨む、というのも案外大きなポイントかと思います。

帰国印を忘れずに!ベトナム→東京便は朝着が多いので有人のイミグレも空いてます

おわりに

ということで、僕は一時帰国の際にはかならず有人のイミグレを通り、外出時にはよほど近所でない限りはパスポート&レジデンスカードを携帯しています。免税の恩恵を受けられる場面は思った以上にけっこう身近にあったりします。直近で一時帰国したときには靴を2足買ったのですが、すっかり免税を忘れていたところ妻が支払い時にふと思い出してくれて、8,000円ほど免税を受けることができとても幸せな気分になりました。ランチであればそれなりのお寿司を食べれちゃうくらいのインパクトです。

ついつい忘れがちですが、効果は抜群にあります。忘れずに活用してまいりましょう!

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
↑クリックいただけると喜びます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました