【まじで厄介】トラブル多発。レジデンスカード持ってる人は慎重に慎重に入国しましょう

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1.   最近、ベトナムの長期滞在許可をお持ちの方や新規入国査証をお持ちの方が、ベトナム入国時の入国審査の際に、通常無査証で入国される方に付与される「短期滞在(15日間)」の滞在許可で入国処理されるという事案が複数件報告されています。

2.   入国審査の際は、かならず長期滞在許可もしくは旅券に貼付されている入国査証を提示して下さい。

3.   仮に「短期滞在(15日間)」が付与された場合、その場で直ちに入国審査官に申告し、修正を求めてください。

ベトナム入国時の滞在許可に係る注意喚起(在ベトナム日本大使館)

今回のまめちしき、というか注意喚起は以上となります。以下は上記を怠ったわたくしに降りかかった面倒ごとをつらつらと書いていく記事となります!ベトナム在住のみなさまにおかれましては、笑い飛ばしつつも読み飛ばさないでご覧いただければ幸いです。まあいろいろ勉強にはなりました。

……先日レジデンスカード(1年以上ベトナムに住むのに必要な滞在許可証。1年未満はビザ)の更新をしようとしたら、なんと申請が棄却されてしまいました。
どうやら直近のイミグレのときに手違いがあったもよう。パスポートに挟んでいたレジデンスカードを確認されず、ビザなしの普通の観光目的として15日間の滞在許可しか付与されていなかったようです。

ただでさえギリギリのタイミングで申請せざるを得なかったというのに、再申請にモタモタしていたら更新する前に失効してしまう。。しかもゴールデンウィークに一時帰国することになっていて、失効日より前に更新されたレジデンスカードがないと日本に戻れない…そして再申請するためには一回近隣国へ出国し、レジデンスカードを使って再入国しなきゃならんとな。。

結果的に乗ることになったマレーシア航空。まじで馴染みなし

ということで、業務の引継ぎでくそ忙しいなか急遽弾丸で一時出国することに。僕はまだハノイに住んでいるわけですが、レジデンスカードの申請はホーチミンですることになっており(なぜかは知らん)、パスポートとレジデンスカードは既にホーチミンに預けてある状態。そのためハノイからまずホーチミンに向かいパスポートとレジデンスカードを拾って出国→ホーチミンで再入国→パスポートとレジデンスカードをもういっかい預けてハノイに戻るというスーパー面倒な行程となってしまいました。

ベトナムの国内フライトには通常パスポートかレジデンスカードが必要なのですが、今回はそれがないためむかーし取得したベトナムの運転免許証で代用。通常、外国人に発行される運転免許証はレジデンスカードの期限までらしいのに、僕の免許証はなぜか無期限と記載されており、取得から10年近く経った今でも身分証明書として有効なのです。裏金使ったり非正規な方法で取ったりしたわけでないのに、何故。ちなみに前回運転免許証を身分証代わりに飛行機乗ったときは、保安検査で「ベトナム語喋れるのか」とベトナム語で聞かれました。「ちょっとだけね」と咄嗟に答えて事なきを得たとはいえ、もし喋れなかったら通してくれないとかないよな。。

話は逸れますが、ベトナムの運転免許をとったときの話。日本の運転免許証を公証役場で公証して届け出れば学科試験は免除、実技試験だけ受けて合格すればOKということになっていました。ベトナムでバイク運転できないとまともに生活できないからか、実技試験自体は非常に簡単でした。おじいさんがプルプルしながらも試験をパスしてたっぽかったし、僕も友人のバイクを借りて一日ちょろっと練習しただけで難なくパスできるくらいのハードルの低さ。

ベトナムっぽいなと思ったのが、試験場は都心からだいぶ離れたところにあるわけですが、みんな試験を受けに試験場まで自分でバイク乗って来るという。。ご丁寧に駐輪場もしっかり整備してあります。。
そして後日無事免許証を交付されたとき、窓口のおばちゃんが「もし知り合いで免許証ほしい人いたら30万ドン(約1,700円)で発行してあげるから」と言ってて、上から下までつくづく腐ってるなと感じたのを覚えています。

閑話休題。そんなわけで一時出国することになり、向かった先はクアラルンプール。予定が急すぎて近くて安そうなカンボジア便は満席、タイはソンクラン(水祭り)でハイシーズンのためめちゃ高ということで、パスポートを回収しに立ち寄ったホーチミンからさらに2時間かけてのマレーシアでございます。

ハノイからホーチミンに早く着きすぎ、チェックインカウンターはまだオープンしていない(3時間前からしか開かない)とわかり、オンラインチェックインを試みるも肝心のQRコードが発行されず、結局カウンターが開くまで待って並ぶことに。10人ほどの列を処理するのに40分かかり、単純計算でひとり4分もかかるのか…JAL・ANAとエラい違いだなと思って自分の番になったので時間を計ってみたら70秒で済みました。預入れ荷物がなかったとはいえ、他の奴らは何にそんな時間かかるんだ。。

帰りのクアラルンプール国際空港のチェックインはたいへん快適でした

クアラルンプールのホテルでチェックアウトを終えたのは現地時間21時前。予想外の支出を会社に強いてしまってるわけで、ターミナル目の前のエアポートホテルに宿泊です。一昔前なら夜到着でもお構いなしに街へ繰り出してたと思いますが、中心部まではそこそこ遠いし6年前と15年前(‼︎)にくまなく練り歩いてるしで、今回はおとなしくひとりホテルで軽く飲むことに。慣れないマレーシアリンギットの為替も確認しないまま、ビールのJugと書かれたやつを大ジョッキ的なノリで頼んだらデカめのピッチャーが出てきて、ムダに酔っ払い結局飲み切れず。。

このあとが大変きつかった。部屋に無数の蚊がいて、退治しても退治してもどこからか湧いて出てきて、耳元をプ〜ンとかすめる。気付いたら5か所以上刺されていて、結局1時間ほどしか眠れずに朝を迎えることに。昔一回デング熱かかってるので、もう一回かかるとやばいよ〜。出張アテンドするときは必ず虫除けスプレー常備してるというのに、自分が出張するときには忘れるという…。

そして帰路。ハノイに戻ったらのんびりやろうとしていた作業を、本社の部長に急かされて空港と機内で無理矢理終わらせ(代わりに寝不足なのにやたら頭は冴えた)、行き帰り合わせて2日間で7つの会議にホーチミンの空港から参加。幼少期さしたる将来の夢がなく「海外の空港や飛行機でパソコンをカタカタやってる人」になんとなく憧れを抱いていましたが、近年図らずもその存在になってみたらコレ地獄ですわ。何が楽しくてフーコック便やらコンダオ便やらに嬉しそうに乗り込む乗客横目に仕事せなあかんねーん。

バーガーキング、イミグレ前とイミグレ後では金額が1.5倍違います。要注意(バーガーキングに限った話じゃないけど)

とにかく遂にまっさらな入国スタンプをゲットし、迎えにきてくれた同僚にパスポートを渡して今回はミッションコンプリート。再び運転免許証でハノイに戻ってまいりました。一時帰国まであと10日、ホーチミンで更新されるレジデンスカードは無事ハノイまで届くのでしょうか。みなさんベトナムの入国審査にはくれぐれもご用心ください。

※以上は弾丸出張の最中に書いたものになります。後日、無事新しいレジデンスカードが発行され一時帰国なうです。

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