【ゆる記事】最近のベトナム話と、GWのディズニーリゾートに行った感想を勝手に語るよ

disneyland 駐在・出張・生活

2週間半の一時帰国からベトナムに戻ってきました。強制隔離期間中に書き溜めていたものを随時投下していましたが、記事を書くのは実に2週間ぶりです。今回はこの間に起こったことをゆる〜く書いていきたいと思います。

ベトナムから日本入国時の隔離が不要に!

ついに来ましたね。これで日本↔︎ベトナム間の移動はほぼ自由自在です。昨年隔離期間が14日間から10日間に短縮になった際も僕の一時帰国はその直前だったため恩恵を受けられず、僕より後から帰国した小室圭さんに先を越されてしまったわけですが、今回も結果的に同じような惜しいタイミングでの一時帰国となりました。成田のホテルで仕事と記事の書き溜めできたからいいけど。とにかく、ベトナムにおける日本企業のビジネス再拡大に期待がかかります。出張者アテンドもいよいよ増えてくるでよ。

ただし!どちらへ飛ぶ際も出国72時間前のPCR陰性証明書は引き続き必要です。今回僕は隔離期間解除の報を受けてすっかり油断し、出国78時間前くらいに慌てて病院を探して滑り込みました。。ギリギリだと病院が本当に見つからず、陰性証明発行料と合わせて2万円以上むしり取られることになるので早めの手配をおすすめします!(いまさら感)

そしてベトナムへの入国ですが、完全に平常時と同じ運用に戻っていました。飛行機を出てからイミグレを通り荷物を取って税関を抜けるまでわずか10分‼︎ 最高や!どうでもいいことを付け加えますと、空港から自宅までのgrabの中でさっそく5か所蚊に刺されました。ベトナムだな〜。

岸田首相訪越ーベトナムのウクライナ人道支援の話は報道されず

VIETJO

ベトナムの連休中には岸田首相が来越しました。ベトナムに残っておられた人のなかには、キッシー来襲により対応業務で休み中ずっとバタバタされていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回岸田首相はベトナムのトップ4幹部全員にそれぞれ面会するという離れ業をやってのけました。キッシー周辺の方々、すごい優秀ですね…!さらにファム・ミン・チン首相との面談では、ベトナムからウクライナへの人道支援の表明を引き出すことに成功しています。首相自身もこの成果に自信をのぞかせており、日本国内のニュースで大きく報道されていました。

ところが、発表や報道を見てみると、ベトナム側からの発言はごくごく表面的なものであることがわかります。ロシアを名指しした批判をすることはもちろん、ウクライナ情勢に対する中立の姿勢はまったく崩していません。

チン首相から、ウクライナ情勢に関し誰よりも平和を愛するベトナムの立場について説明がありました。両首脳は、国際法及び国連憲章の基本的な原則、特に独立・主権や領土の一体性を尊重する原則が守られなければならないことを確認しました。また、即時停戦と人道支援の重要性について一致し、大量破壊兵器による威嚇や使用、国際人道法に反する民間人や民生施設の攻撃への反対でも一致しました。

外務省

ウクライナへの人道支援に関しても、あくまで”人道”支援であることと、支援額が50万ドルであることに注目です。国単位の拠出が6500万円て。。ベトナムとしては小さい譲歩と少ない出費で、日本からの今後の継続的な援助・投資を取り付けたとも言えます。なんかローカル企業と日系企業間のビジネスでもありそうな話です。。ベトナムのニュース記事をいくつか漁ってみても、ウクライナへの支援の話はまったく出てきません。クローズアップされているのはもっぱら日本からの投資の話で、その他のトピックについては簡略的な表現に留まっています。

とはいえベトナムとしても、今回の表明には相当な気を遣ったと思います。かつては同じ社会主義を標榜し、軍事支援も受けていたロシアに少しでも背くことようなポーズは極力とりたくないわけで、一方では引き続き日本の投資は大いにしてほしいという中での非常に難しい舵取りではあったのだと推察します。

お買い物の際には免税を忘れずに

一時帰国の際のお買い物は免税を受けることができます。日本入国時に帰国印を忘れずにもらい、外出の際には常にパスポートを持ち歩くくせをつけると取りこぼしを防ぐことができます。

免税が受けられる店は街中でもかなり見かけるようになり、今回免税を受けようと思った全ての機会で実際に免税を受けることができました。ただし、コロナの長期化により免税対応の機会が激減したこともあり、店員さんは皆さん慣れない感じでやや時間がかかります。時間には余裕を持って臨むのがよいです。

なお今回の免税額は合計10,302円となりました。お土産の購入にAmazonなどオンラインショッピングを使いまくったことが響き、購入額の割にはあまり伸びなかった印象。

GWの東京ディズニーリゾートにて

娘の念願であった「一家でディズニー」を超繁忙期のゴールデンウィークに無理矢理叶えるため、「バケーションパッケージ(通称バケパ)」なる、カネですべてを解決するプランに魂を売りました。1泊2日でランドとシーの両方楽しめ、宿泊ホテルはパークの真ん前。アトラクションは長蛇の列を尻目に横はいり、ショーはど真ん中の特等席。ドリンクは園内飲み放題、食事はコース料理という至れり尽くせりの内容の代わりに目ん玉飛び出るお値段です。さらにディズニー公式ホテル宿泊者には、開園の1時間前に優先的に入園できるという有料チケットの販売があり、それを使って一般客の入園前に人気アトラクションに乗りまくりました。

驚いたのが、この「特別扱い」の人たちの数も相当数いること。レストランは指定の時間通り行ったのに他の特別扱いの人が大勢いて入店まで30分かかり、優先入園に至っては有料とはいえ公式ホテル全3,005室(わざわざ調べた)の宿泊者全員にその権利があるわけで、実際開園1時間前には優先入園者の行列がすごいことになってました。。

これだけ多くの特別扱いがいるうえ、効率的な周り方を知り尽くしたディズニーマニアがとんでもない数いるとなると、何も知らない初心者や外国からの観光客はなすすべもありません。わけもわからず列に並んで無為に時間を浪費し、混雑でへとへとになって帰路に着くことでしょう。近年下がるばかりだった顧客満足度がコロナで年間パスポートが事実上廃止されたこともあり改善傾向にはあるようですが、コロナ収束と円安を追い風に本格復活しそうなインバウンドを迎えるにあたっては大きな課題だなぁなんて考えたりしました。運営元のオリエンタルランド社がパーク拡張や入園料値上げに躍起になっているのも頷ける話です。

ベイマックスのハッピーライドのイメージ1
ベイマックスのハッピーライド、ナメてたけど音楽もアゲアゲでめっちゃよかった

また今回初めてディズニー公式ホテルに泊まったわけですが、出張族として仕事柄 各国各地のホテルを泊まり渡る者の視点でいうと、ホテルとしてはまだまだ一流ではないなと感じる部分が節々にありました。エンターテイメントの分野では神懸かったノウハウがあり他を寄せ付けない感がある一方、ホテル運営のほうのノウハウはまだ20年ほどしかなく、とても老舗ホテルのそれとはそりゃ比べるべくもないよなというのが率直な感想でした。

とはいえ、パーク然りホテルにも独特の魔力があるようで、パークを出て何も言わずに娘をホテルまで連れて行きその場で泊まることを告げたら、普段は目にすることのないテンションで喜んでいました。とにかく娘が嬉しかったんだったらまあいっか。

おわりに

半分くらいディズニーの話になってしまいました。というのも、僕自身学生の頃からディズニーリゾートの世界観が好きで(ディズニーキャラクターが好きなわけではない)、新卒の就職活動時はオリエンタルランドが第一志望郡であったため勝手に思い入れが強いのです。イクスピアリでOB訪問をし、旧東京ベイホテル東急(現在のグランドニッコー東京ベイ 舞浜)で筆記試験を受け、ランドとシーの間にある本社でグループディスカッションと後日面接を受けました。当時はリーマンショック前のプチバブルで内定が出た先では拘束旅行というものがあり、その旅行と重なって最終面接を泣く泣く辞退してしまいましたが、今でも体がふたつあったら働いてみたい会社です。美女と野獣の新アトラクションはお見事でした!ああいうのの企画がしたかった。

そういえば、ホーチミンにディズニーランドができるかもという報道がつい先日出てましたね。まぁできないでしょう。僕なら次はインドかインドネシアに出します。

画像引用元:東京ディズニーリゾート公式

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