海外のホテルでキャッシュバックを受ける方法/アコーホテルズでのアップグレード実績

駐在・出張・生活

夏休みで日本に一時帰国中です。ハノイ・ノイバイ空港のビジネス・プライオリティレーンは健在で、イミグレも保安検査も一般搭乗のみなさんに申し訳ないくらいの横入りをさせてもらい、待ち時間ほぼゼロでした。ベトナム出張者はまじでJAL/ANAの上級会員を目指したほうがいいレベルで便利。保安検査抜けたその足でラウンジに流れ込み、搭乗時間になったら優先搭乗でそのまま機内へするっと。

さて、前回の続き。今回はさらにストレートに、ホテル利用時間にキャッシュバックを忘れずに受けましょうという話です。後半ではホテルの上級会員になると実際どれだけ客室アップグレードがあるのか、自身のアコーでの実績をまとめています。

海外ホテル利用時には積極的にキャッシュバックを受けましょう

ホテル会員のポイントシステムに加えて、海外のキャッシュバックサイトを利用するとかなりのリターンが見込めます。キャッシュバックサイト(ポイントサイト)というのは日本でもだいぶ浸透しているので多くは説明不要かと思いますが、特定のサイトを通して商品を購入したりサービスを利用したりするとそのサイトに広告料が入り、その一部が消費者に還元されるという仕組みのサイトのことです。日本だとハピタスやモッピーなどがポイントサイトという似たような仕組みでポイント還元していて、日々のお買い物でちょいちょい使ってる人も多いかと思います。海外のキャッシュバックサイトはポイント還元といった回りくどいことはせず、そのまま現金相当額が付与されます。

僕は日本のポイントサイトは使っていませんが、海外のキャッシュバックサイトは一発一発の金額が大きくなるホテル利用のために使っています(前回記事の通り、いまの会社で出張するときには使えなくなってしまった)。かれこれ累計のキャッシュバック額は1,000ドルを超えています。侮りがたし。

Accor Live Limitless

海外のキャッシュバックサイトにはMr.RebatesTopCashbackRakutenなどがあります。自分がよく使うホテルチェーンの還元率が高いサイトを選べばよいでしょう。タイミングによるものの、僕がベトナム出張だったらと推しているアコーホテルズだったらMr.Rebates、他はTopCashbackですかね。フライトのマイルやホテルのポイントと違いキャッシュバックなのでどれかのサイトに集約する必然性があるわけではないものの、手間を考えるとひとつにまとめる方が無難かと思います。

キャッシュバック率は時期によりますがアコーで大体6%前後といったところ。たまに8%とかになってることもあります。ホテルの会員システムと合わせると還元率が15%超えてくる場合もあり、宿泊数が多くなってくるとガンガン自分に還ってくることになります。なお、キャッシュバック対象額は税金を除いた正味の宿泊料金になります。

以下、僕が使っているMr.Rebates(ミスターリベーツ)を例に紹介します。登録無料。英語サイトになりますが、海外出張族たるものこの程度はサクッといきましょう。一応リンクを貼っておきますよ。

Mr. Rebates

世界的なホテルチェーンはもちろんのこと、還元率は大したことないけどエクスペディアなどの旅行サイトもキャッシュバック対象です。旅行サイトでこの程度の還元率なら国内のポイントサイトほかいろんな媒体でやってますけどね。

同じホテルチェーンによっても、複数のブランドが掲載されていてそれぞれ還元率が違うケースもあります。高い還元率のサイトから違うブランドのホテルを予約することもできるので、よく見比べてみましょう。

あとはサイト経由で予約するだけ。宿泊・精算後1週間もするとキャッシュバックが計上され、さらにしばらくすると実際に下ろせるようになります。キャッシュバックの計上が予約時でなく実際に利用した後というのがもどかしいところですが、忘れた頃に通知が来るのでなんかトクした気分です。日本の銀行口座へはPayPalを通して着金が可能。

ここで他のブログにはないまめちしきをひとつ。驚くべきは、ホテルのポイントを使って割引を受けても割引前の宿泊料全額がキャッシュバック対象になるところ。このとき649円しか払ってないのに約3,400円がバックされました。得した。。なお、これはアコーしか確認してないので他のホテルチェーンはわかりません。

上級会員になればアップグレードはけっこうされる

Accor Live Limitless

そんなMr.Rebatesとともに歩んできたアコーホテルズ巡り。ホテル上級会員といえば、金銭的には朝食が無料でついてくるなんてのがありがたいわけですが、個人的に感じる最大のメリットはなんといっても客室のアップグレードが期待できること。ムダに広い部屋に誰か呼ぶわけでもなく、ただただ優雅に過ごすのみ。ホテルの混雑状態や宿泊数によって、けっこうな割合でアップグレードしてくれるけど必ずしてくれるわけではない、ということでちょっとギャンブル的要素も入っていて楽しいです。

誰得ですが参考までにこれまでの実績をまとめてみました。アップグレード実績は○がより大きな部屋または高層階や眺望のよい部屋へのアップグレード、◎がスイートルームへのアップグレードです。

年月都市ホテル名泊数アップグレードステータス
2022/7ホーチミンNovotel Saigon Centre1プラチナ
2022/1サパHôtel de la Coupole – MGallery2○※プラチナ
2021/2ハノイSofitel Legend Metropole Hanoi7プラチナ
2021/2ハノイNovotel Hanoi Thai Ha3プラチナ
2021/2ハノイHotel de l’Opera Hanoi – MGallery7×ゴールド
2021/1ハノイNovotel Suites Hanoi7ゴールド
2021/1ハノイPullman Hanoi7×シルバー
2021/1ハノイNovotel Hanoi Thai Ha8シルバー
2020/10ホーチミン ibis Saigon Airport15-※クラシック
2019/9沖縄Novotel Okinawa Naha4ゴールド
2019/1横須賀Mercure Yokosuka1ゴールド
2018/2上海Sofitel Shanghai Hyland7プラチナ
2017/12香港Novotel Hong Kong Century2プラチナ
2017/12シンガポールSofitel Singapore City Centre6×プラチナ
2017/11シドニーSofitel Sydney Wentworth6×ゴールド
2017/11ホーチミンSofitel Saigon Plaza6×ゴールド
※サパのMギャラリーはアップグレード打診も、ツイン希望だったため辞退。ホーチミンのibisはコロナの強制隔離措置で部屋指定

ノボテルはまさかのアップグレード率100%で、スイートの確率も高し。宿泊数が少ないほうがアップグレードされる確率は高い印象です。マリオットやヒルトンだと上級会員が多くてもっと頻度少ないのかも。アジア圏ではボーっとしていて目の前の顧客が上級会員であることに気づかないスタッフもおり、そんなときは必要に応じてイヤミにならないように自分の会員ステータスを伝えましょう。僕の場合はヘンだなと思ったら「あ、コレあったほうがいい?」とスマホアプリ内の会員カード画面を見せてます。

おわりに

ホテルもなかなか奥深いもので、マイレージと同じように「修行僧」がいる世界です。航空会社や他チェーンのホテルの上級会員に向け、期間限定で上級会員のステータスをお試し発行する「ステータスマッチ」というシステムなんかもなかなか面白いですよね(航空会社同士でもあります)。

ということで、結果的に2回にわたって展開してきたおトクに出張シリーズ。せっかく行くなら、おトクに楽しい出張を!

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