ベトナム・ハノイ在住の30代後半男子です。ホーチミンにも在住歴あり。
海外にかかわる仕事が多く、仕事で訪れた国は東南アジア各国・アメリカ・中国・インド・オーストラリア・南アフリカ・ケニアなど。なぜかベトナムに縁があり、今も現地で仕事をしています。
英語は自称ビジネスレベル、ベトナム語は2歳児レベル、中国語は累計4年間勉強したのにほとんど忘れました。。
ブログのねらい
このブログのコンセプトは、とにかく「とっつきやすく、わかりやすく」です。
ベトナムの歴史、なんとなく知りたいけど、けっこうとっつきにくいですよね?歴史書や専門書ってなかなか手を伸ばしづらいですよね。Wikipediaですらけっこう難解に書いてあって、わかんない言葉とかあると読み飛ばしたくなる!けど飛ばしたら飛ばしたでわかんなくなる…。
そんな「Wikipediaすら読みたくない」人が、ベッドでだらだらスマホをいじってのんびり読むために書いているのがこのブログです。新たな研究や深い考察よりも、とにかく誰にでもわかる言葉で書く。厳密にいえば多少細かい部分は間違っているかもしれないけど、すっと入ってきやすい流れを示す。年号も極力書かない。なぜならいちいち調べるのがめんどくさいから大切なのは「〇〇の次に××があった」「△△という出来事があったから□□が起きた」という前後関係だけであって、数字自体はあくまでざっくりでいいと思うからです。
※その「前後関係」を調べるため、ブログの執筆にあたってはしっかり年号おさえてます
固有名詞もできるだけ入れないようにしていますが、入れる場合には人物名を中心にベトナム語と漢字表記をつけるようにしています。アルファベットだけだと一見何がなんやらわからない言語ですが、漢字と見比べてみると一気になじみが出てくるはず。顔が怖くて近寄りがたいオーラのあるDũngさんも、勇さんとかユウさんとか思えば一気に親しみが湧いてくるでしょう?
なお近代以降については情報の絶対量が多く、とっつきやすいコンテンツもそれなりにあると思うので、当面は一気に情報量が少なくなる近世以前によりフォーカスしてリリースしていければと考えています。
読んでほしいのは、20~30代くらいの若い人たちですかね。ベトナムに住んでいる日本人はもちろん、ベトナム出張を控えている人に読んでほしい。このブログをきっかけにいろいろと興味を持ってもらえたら、次はもっと専門的なツールに移っていったらいいと思います。歴史を知ったら、仕事はもっと面白くなる!
逆に、ベトナム専門家の方やベトナム20年戦士みたいな超エキスパートの方は、優しく見守っていただけると幸いでございます。ペラい情報が逆にウリなんです。
こうして書いてみると、コンセプトとしては「まんがでわかるベトナムの偉人」的なものに近いですね。マンガ描ける人、そのうちコラボしましょう笑。
はじめたきっかけ
直接のきっかけはコロナです。コロナで自由に出歩けなくなり、飲み会やスポーツの機会がすっかりなくなってしまって、家で本を読んだりYouTubeを観たりすることが多くなりました。とにかく本をむさぼり読んでいた一冊に福沢諭吉の「学問のすすめ」があり、そのなかのひとつに心に刺さる部分がありました。いわく、「ただ自分自身や家族が生活に困らないだけの働きをするのはアリでもできる。世のため人のためになっていないのは虫や動物と一緒」。一日を無為に過ごすとなんとなく罪の意識を感じるようになり、何か始めたいと思うようになりました。
もともと文章を書くのをあまり苦にしていなかったこともあり、また過去に何度か「ブログをやってみたい」と思ったことがあったため、わりとすんなり手段=ブログをやろうということに。トレンド的にはYouTubeとかなんでしょうが、さすがにそこまでの気力はありませんでした。。
テーマについて
ブログのテーマは、最初は「ベトナムでの投資」にしようと考えていました。せっかくベトナムに関わる仕事をしていて、ベトナムの経済成長を目の当たりにしているのだから、すこしでいいから自分もその恩恵にあずかりたい。でもベトナムの個別株はばりばりインサイダーの世界でけっこう乱高下が激しいと聞くし、不動産買うほどのキャッシュは持ってない。そこでETFやREITについて調べてみたものの、日本語はおろか英語のページすらほとんど出てこない…ということはそれなりにオンリーワンのコンテンツが展開できるのではと思ったのです。しかし、いざ始めようにもコロナで証券口座の開設すらおぼつかず、いったん断念。コロナが落ち着いたらそのうちやってみようと思っています。
次に思いついたのが、「ベトナムの通り名に出てくる偉人」でした。もともと自分で興味のあったテーマで、過去に趣味でちょこちょこと調べたことがありました。そのなかで、かなり有名な人でも情報がちょこっとしかなかったり、ある程度ボリュームがあると一気にとっつきづらくなったり、また網羅性のあるページというのもなかなか見つからなかったりと自分自身情報収集に苦労したため、ニッチではあるがわりと面白いテーマになるんじゃないかと思ったわけです。
同時に歴史系であれば、コンテンツとしてある程度長持ちするのではとも考えていました。僕は元来あまりマメなほうではなく、定期的にブログを更新することはないだろうと思っていたため、こまめなアップデートが必要な旬な話題は難しいともこの時点で既に悟っていました。歴史上の人物について言及するなら最悪数年間更新しなくても情報の鮮度は落ちないし、現に僕のバイブルとなっている小倉貞男さんの本だってもう四半世紀前に出されたものですからね。。重宝してます。
余談ですが、「とっつきやすく、わかりやすく」というのは近年進化著しいAIでも比較的難しい分野なんじゃないかとも思うようになりました。特に翻訳機能なんかの進歩は目覚ましく、日本語への翻訳もずいぶん読めるレベルになってきたと驚く一方、「難しく書いてあるものを読みやすくしてくれる」機能はしばらく出てこないのではないかと。書いてあることが理解できるレベルになっていたとしても、内容自体が心に引っかからなければただただつまらない参考書と一緒だし、リズムやテンポが悪くて機械的な文が続くだけだと読み進める気にならないですからね。。
ということで、後から振り返るためにも最初の思いを書き記しておくことにしました。
いったんこんな感じで、しばらく走り続けてみようと思います!
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